今日のハナウタ。スピッツ“あじさい通り”
自分の変な癖として、話題にのぼったものや目に飛び込んだもの(特に動植物)にまつわる歌をつい歌ってしまうというのがある。
例えばトマトを見たとする。
するとつい、
♪トマトって可愛い名前だね。
上から読んでもトマト
下から読んでもトマト
と、歌ってしまう。
カレーライスを見れば、
♪カレーライスは辛い
とっても辛いなぁ
と、いう感じにだ。
これはもしかして、保育士あるあるなのかもしれない。
そんなわけで、この時期は道端等でよく紫陽花を見る。
そして、紫陽花を見る度に思い出すのはスピッツのこの曲。
雨 降り続くよあじさい通りを
カサささずに上向いて 走ってく
全部 ごちゃ混ぜにする水しぶきいつも 笑われてるさえない毎日
でも あの娘だけは 光の粒を
ちょっと分けてくれた 明日の窓で
スピッツ“あじさい通り”より
雨と紫陽花がとてもよく似合う曲だと思う。
だから この雨あがれあの娘の頬を照らせ ほら
涙の数など忘れて
変わらぬ時の流れ はみ出すために切り裂いて
今を手に入れる
スピッツ“あじさい通り”より
いつか、雨があがるように。
いつか、報われるように。
静かに濡れながら待ち続ける。
そんな、切ない曲。
きっと、これからもこの時期になると思い出し続ける。
懐かしき名曲。