『頑張ったね』って言われたい。
ドラマの人は見た目が100パーセント。
最終回を観た。
その中で、
色々あって、恋を諦めた桐谷美玲が水川あさみ(役名が思い出せない)に、
『頑張ったね』
って言いながら抱擁する場面があった。
ドラマ自体、毎週、妻が観ている横でなんとなく観ているだけだったから、
詳しい内容は分からない。
最終回も前半部分は観ていなかったんだけれど、その場面のそのセリフが自分の琴線に触れ、思わず泣いてしまった。
『頑張ったね』
自分もいい歳になってきていて、最近ではそんな言葉を言われることがほとんどなくなってしまった。
でも、本当に言われたい言葉って小難しい言葉なんかじゃなくて、
『頑張ったね』
だったり、
『頑張ってるね』
みたいな言葉なんだよね。
褒められたいわけじゃなく、
讃えられたいわけでもなく、
ただ認めて欲しい。
それだけなんだと。
それがあるだけで人って結構、頑張れる。
そんなもんなんだと思う。
でも、いい歳になってしまったので、やっぱり自分にそんな言葉をかけてくれる人はそうそうはいない。悲しいけれど。
だからせめて、いい歳になったからこそ、
ちゃんと頑張っている人には、
『頑張ったね』、『頑張ってるね』
と、きちんと伝えてあげたい。
そんなことをドラマを観て思った。
妻に隠れてこっそりと泣きながら。
人は見た目が100パーセント コミック 全4巻完結セット (KCデラックス BE LOVE)
- 作者: 大久保ヒロミ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/02/12
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る