みんなちがってみんないい。
みんなちがってみんないい。
有名な金子みすゞさんの言葉。
今、平野啓一郎さんの“私とは何かー「個人」から「分人」へー”を再読している。
『分人』
分人とは個人を更に分割したもの。それが『分人』。
個人でもその場の状況や人的環境によって変わる。
それはどれが本当でどれが偽物とかではなくて、全部がその人自身で甲乙をつけるものでもない。
だからその一つひとつの自分を『分人』として捉えてみよう。
そういった内容が書かれているこの本。
みんなちがってみんないい。
それは分人同士でも言えることなのかもしれない。
そう思った。
家にいてダラダラしている自分。
大ポカをし、上司に怒られて萎縮している自分。
活き活きと保育をしている自分。
夜中にスタバでブログを書いてる自分。
分人という考え方を取り入れたら、そのどれもこれもが自分。
すべてが偽りじゃない本当の自分。
そして、それは、
みんなちがってみんないい。
そう考えたら、
なんだかすべてが上手く行くような気がしてきた。
夜は大抵、ネガティブにかたむくことが多い。
今日は珍しくポジティブな自分。
それもまたいいんじゃないかと。
このまま布団に入ったらいい夢が見れそう。
明日からまた仕事。頑張ろう。
おやすみなさい。